爪を切ってしばらくは大丈夫なのですが、爪が伸びてくると爪とぎをしたくなるようです。
ただ、家の中でアチコチ自由に爪を研がれてしまうと、家はあっという間にボロボロになってしまいます。
そのため、ネコにちゃんと爪とぎOKの場所を教え込む必要があります。
大きいネコさんは3匹のネコを集め、爪とぎの大切さをお話ししました。しかし、ネコたちはほとんど話を聞きません。
「ニャー」
「ヌー」
「・・・」
大きいネコさんは知っています。子ネコに説明しても聞かないので、子ネコたちが自分から夢中になるような爪とぎシステムを開発しようと思っています。
まず、大きいネコさんは丸い棒と板、コットンロープを買ってきて、爪とぎ棒を作ることにしました。
板の上に丸い棒をネジで固定し、ロープをグルグル巻いていくだけです。
すると、白黒ハチ割れのロデームちゃんはさっそく夢中になって飛びつきました。
ペロペロちゃんも気になってしょうがありません。
大きなネコさんは得意げになりました。
そのほか、ネコの爪とぎに使えるものとしては、タイルカーペットや市販の段ボール爪とぎなどがあります。
いくつかの種類を用意しておくと、ネコ別の好き嫌いに対応ができます。
※ネコによって、地面に置いてザリザりするタイプと壁などに立ち上がってザリザりするタイプがいる。
さて、色々と爪とぎを用意しましたが、置いておくだけでは使い方が分かりません。
なので、まずはネコたちと一緒に爪とぎをガリガリしましょう。
そうすることで、爪とぎOKを覚えます。
参考までに、天然素材系のソファー(ラタンやシーグラスなど)はどんなに注意しても爪を研がれてしまいます。どうしても爪とぎさせないようにするのであれば、爪とぎの瞬間に水を入れたスプレーを「シュッ!」とひと吹きしてびっくりさせましょう。
「ここで爪とぎ=シュッ!=やだな」と覚えます。
コメント