三匹のネコを飼う決心のつけ方|ネコの育て方絵本08

公園で拾ったネコを保護して、自分で飼うまでには? ある日、ネコを飼うことになった
公園で拾ったネコを保護して、自分で飼うまでには?

たぶん生まれたばかりの子ネコ3匹を保護して数日、最初はプルプルしていた子ネコたちもみるみるうちに大きくなりました。

拾ったばかりの3匹の子ネコ

ちょっとずつ元気になっている子ネコたち、それぞれの性格もはっきりとしてきました。

3匹の子ネコはみんなハチワレ。

  • ハチワレ茶トラは常に空腹のようで、お腹がすくと大きな声で泣きわめきます。
  • ハチワレキジトラはかまってちゃん。「ヌーヌー」と鳴きながらヒザに乗ってきます。
  • ハチワレ白黒は人間不信。あまり動かずじっと人間を観察します。
チームハチワレの茶トラ、キジトラ、白黒の3匹の子ネコ

こんな具合に、3匹の子ネコの個性が見え始めた大きいネコ。実はネコに個性があるなんて知らなかったのです。

元の公園に戻すか、里親に出すか考えてみました。

元の公園に戻す場合、3匹一緒に戻せますが、野良猫になってしまい、ちゃんとご飯を食べられるのかしら、仲良く暮らせるのかしら、温かい場所はあるのかしら・・・と不安は尽きません。

それとも一匹ずつ里親に出すかしら・・・。そうするとちびっ子たちはバラバラ・・・。

小さな3匹の子ネコの手放し方を考えると、大きいネコはシワァ~と感じるのでした。

子ネコを拾うと、まとめて元の場所に返すか、バラバラに里親に出すか、悩むところです。

すでにひと月ほど3匹の子ネコたちと暮らしている大きいネコです。1匹だろうが、3匹だろうが、大変さは変わらないことに気づきました。

「おや、もうみんなこのまま一緒に居たらいいんじゃないの?」

ということで、甘えんぼの3匹の小さなネコの一生を面倒見たる!という大きいネコ親分とちびニャズの盃が交わされたのでした。

大きいネコが3匹の子ネコを買う決心をした図

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