たぶん生まれたばかりの子ネコ3匹を保護して数日、最初はプルプルしていた子ネコたちもみるみるうちに大きくなりました。

ちょっとずつ元気になっている子ネコたち、それぞれの性格もはっきりとしてきました。
3匹の子ネコはみんなハチワレ。
- ハチワレ茶トラは常に空腹のようで、お腹がすくと大きな声で泣きわめきます。
- ハチワレキジトラはかまってちゃん。「ヌーヌー」と鳴きながらヒザに乗ってきます。
- ハチワレ白黒は人間不信。あまり動かずじっと人間を観察します。

こんな具合に、3匹の子ネコの個性が見え始めた大きいネコ。実はネコに個性があるなんて知らなかったのです。
元の公園に戻すか、里親に出すか考えてみました。
元の公園に戻す場合、3匹一緒に戻せますが、野良猫になってしまい、ちゃんとご飯を食べられるのかしら、仲良く暮らせるのかしら、温かい場所はあるのかしら・・・と不安は尽きません。
それとも一匹ずつ里親に出すかしら・・・。そうするとちびっ子たちはバラバラ・・・。
小さな3匹の子ネコの手放し方を考えると、大きいネコはシワァ~と感じるのでした。

すでにひと月ほど3匹の子ネコたちと暮らしている大きいネコです。1匹だろうが、3匹だろうが、大変さは変わらないことに気づきました。
「おや、もうみんなこのまま一緒に居たらいいんじゃないの?」
ということで、甘えんぼの3匹の小さなネコの一生を面倒見たる!という大きいネコ親分とちびニャズの盃が交わされたのでした。

コメント