段ボールハウスの作り方|ネコの育て方絵本04

ネコ用段ボールハウスの作り方 ある日、ネコを飼うことになった
ネコ用段ボールハウスの作り方

さて、病院から帰ってきましたが、大きいネコのうちにはネコ小屋なんてありません。3匹の子ネコたちは外から拾ってきたばかりなので、ダニやノミがついている可能性があります。
また、小さい子ネコが部屋の中であちこち移動し、踏みつぶしてしまっては大変です。

という訳で、大きいネコは小さい3匹の子ネコのために段ボールハウスを作ってやることにしました。適当な段ボールを用意し、糞尿で汚れても良いように新聞紙やふかふかのタオルなどを敷き詰め、子ネコをその中に入れました。

立派な段ボールハウス1号が完成しましたが、それでも子ネコたちは寒そう。同じように寒さが苦手な大きいネコは、自分用の湯たんぽを子ネコたちに貸してやることにしました。
湯たんぽに適温のお湯を入れ、タオルで包んで段ボールハウス1号に置くと、3匹の子ネコはその上にかたまって眠り始めました。

「これでひと安心・・・」と大きいネコは思ったものの、初めての子ネコなのでどうしても心配になってしまいます。
「大きいネコが寝ている間にみんな凍えてしまうかも・・・」
「子の子ネコたちは今日を乗り切れるのかしら・・・」

不安げな顔をする大きいネコですが、大丈夫、朝までずっとそばで子ネコたちを見てやることが出来ます。この時期の子ネコは2時間おきにミルクを求めて大きい声で鳴くので、夜は寝られませんよ。

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