ネコぐるみのモチヨシに続き、どうぶつ出版社の絵本によく出てくるキャラクターが、ライオンのぬいぐるみのサマンサです。
サマンサ最初の登場シーンは「小さなイカちゃんとおともだち」です。小さいタコちゃんのお友達として、出てくるなり、床に放置された状態で、サマンサの立ち位置が推察されます。
「 小さなイカちゃんとおともだち」の背表紙には、小さいタコちゃんに引きずられておうちに帰っていくサマンサが描かれていますが、小さなイカちゃんのネコぐるみのモチヨシくんは小脇に抱えられている一方、小さいタコちゃんの持つサマンサはズルズルと引きずられているように見えます。
そんな扱いをされているサマンサですが、すでに絵本デビューを飾っています。タイトルは「ライオンサマンサのなんでもアート」という、自由に描くことの楽しさを伝える絵本。
この中でサマンサは、まさに全身を使ってキャンパスに向き合い、「今日の自分が表現したいこと」を描き出します。
実はサマンサ、どうぶつ出版社のその他の作品にもクロスボーダー出演をしていて、最新絵本「続く絵本|ビーバー木工所 カワウソさんちの絵本棚」にも登場します。
カワウソさんの保有ぬいぐるみとして、ネコぐるみのモチヨシくんと再びの競演。手遊び好きなカワウソさんの空いた手を埋める役を、しっかりと果たしていました。
どんな扱いを受けても、まったくめげずに我が道を行くライオンのサマンサの活躍、これからもご期待ください!
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