僕のペット
僕のペットはコンビニ袋のアーちゃんだ。
ある風の吹く日曜日の朝、散歩の途中でビューっと風が吹いて来て、突然アーちゃんは僕の前に現れた。
風に吹かれてふらふらしてあるアーちゃんに、僕は声をかけた。
「どこかに行くのかい」
アーちゃんは、「カサカサカサ」と答えた。
僕が公園のブランコや滑り台で遊んでいる間、アーちゃんはずっと公園の隅っこでクルクル回りながら、カサカサカサと音を立てていた。
遊び疲れて、おうちな帰ろうとしたとき、まだアーちゃんは公園の隅っこでクルクル回っていた。
「僕、おうちに帰るね」と言うと、アーちゃんはカサカサカサと答えた。
おうちに帰る途中、また風がビューっと吹いてきて、アーちゃんが僕の胸に飛び込んだ。
「君、名前はあるの」
アーちゃんはカサカサカサと答えた。
僕はアーちゃんと呼ぶことにした。



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