先日、ペット保険のアニコム損保から、2023年のネコの名前ランキングが公表されました。2~3文字の呼びやすい名前が流行りのようですが、ネコの名前の付け方にはどのような方法があるのでしょうか。
順位 | 名前 | 頭数 |
---|---|---|
1位(1) | ムギ | 492 |
2位(2) | ソラ | 352 |
3位(3) | レオ | 342 |
4位(7) | ルナ | 291 |
5位(4) | ココ | 289 |
6位(8) | モモ | 253 |
7位(6) | キナコ | 244 |
8位(-) | マル | 228 |
9位(10) | モカ | 226 |
10位(-) | ベル | 225 |
ネコの名前の付け方
ネコの名前の付け方はいくつかあります。よくあるのは、好きな人物やキャラクター等から決める方法ですが、そのほかに考えられるものとして以下があるかと思います(どうぶつ出版社視点)。
色や柄、見た目から名前を決める
見た目の色や柄であれば、シロやクロなど、直接色の名前を取ることが出来ます。または、その色から連想される別のものも考えられます。
性格から名前を決める
ネコの名前を性格から決めるということは、少しイメージしずらいかもしれません。性格というより、行動パターンを見ると良いと思います。
例えば、怖がりのネコなら「ビビリ」、気性の激しいネコなら「タイガー」。
どうぶつ出版社の絵本に出てくるキジトラハチワレのペロペロちゃん(メス)の名前は、行動パターンから決められています。
3匹のきょうだいネコの中で、他の二匹をひたすら毛づくろいしていることから、「ペロペロ」と名付けられました。
また、そのきょうだいの白黒ハチワレのロデームちゃん(メス)は色柄+性格の組み合わせになります。
見た目が黒く、まさに野生の狩人のように俊敏に動くその佇まいが、バビル二世のロデムのようであることから、「ロデーム」と命名されました。
最近の出来事から決める
どうぶつ出版社の絵本に出てくる茶トラハチワレのキバミさん(オス)の名前は、うちの子になってから、しばらく観察し、「おしっこで白いシーツに黄色いシミを付けることが多い」ということから、名前は「キバミ」になりました。
また、新入りの白黒ハチワレのモウフモッテ(オス)ですが、譲り受け時点の名前がありましたが、しばらく過ごすうちに変更されることになりました。どうぶつ出版社スタッフ(2歳)のお気に入りアイテムである「毛布」を落とす、それを拾うというやり取りの中で、「毛布を落とさないように、しっかり持って!」という出来事から、飛び火してネコの名前が「モウフモッテ」となった次第です。
ちなみに、モウフモッテという名前、動物病院では「おしゃれな名前ですね、何か海外の名前ですか?」と聞かれたことがありますが、「毛布持って」が由来です。
このように、その時の出来事から生まれてくるフレーズをネコの名前にするのも、面白い方法だと思います。
ネコの名前 海外
海外ではどのような名前があるのでしょうか。参考となりそうなウェブサイトがいくつかあります。
THE DOG PEOPLEでは、アメリカ国内主要都市のネコの名前ランキングが公表されており、オスネコなら、Oliver(オリバー)、Milo(ミロ)、Leo(レオ)などが挙がっています。メスネコなら、Luna(ルナ)、Lily(リリー)、Bella(ベラ)など。
レオやルナは日本と同様の傾向のようです。
こちらはBow Wow Pet Names。オーストラリアのトップ50の上位は、Oscar(オスカー)、Max(マックス)、Tiger(タイガー・ティガー)、Sam(サム)、Misty(ミスティ)など。
同サイトにはアメリカのトップ50もありますが、アメリカと同じような名前ですが、上位5位にSmokey(スモーキー)という名前があります。
これらのサイトを参考にしても、かわいい名前が付けられそうです。
いろいろ悩みながらつけるネコの名前ですが、しばらく暮らしているうちに、まったく違う呼び方になっていくものなので、「とりあえずの本名」とたくさんのバリエーションのあだ名で呼んであげましょう。
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