カナブン コガネムシ 違い

カナブン コガネムシ 違い お知らせ
カナブン コガネムシ 違い

どうぶつ出版社の絵本では、すっかりレギュラーメンバーであるカナブンですが、よく似た昆虫にコガネムシがいます。カナブンとコガネムシって違いがあるのでしょうか。

カナブンとコガネムシは、どちらも甲虫類に属する昆虫で、見た目が似ているため混同されることがあります。

カナブン コガネムシ 違い
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見た目は、カナブンは体色が光沢のある緑や金属光沢を持つものが多く、体が比較的平たく、足が長めでスリムです。

そして、コガネムシの体色は赤茶色や黒、または緑が多く、より丸っこい体型をしており、手で捕まえようとするとツルッと滑って、捕まえにくいのです。

カナブンは主に木の葉や花の蜜、果実などを食べるため、樹木のある公園で見つけることができます。花や樹液を好むため、花畑や果樹園でも見られます。意外と大きいので見つけやすいのですが、いざ捕まえようとすると、その大きさに少しひるんでしまいます。

コガネムシは地中で幼虫が植物の根を食べるため、農作物の害虫として知られることが多いです。成虫は葉や草を食べますが、同一の葉や草を食べることがあり、大量発生するとわずかな期間で茎だけになってしまうことがあります。

カナブンは日中に活動するので、木々の多い昼間の公園では飛んでいる姿や、花や果実に集まっているところを見ることもあります。一方のコガネムシの多くの種類は夜行性で、夜に光に引き寄せられて飛んでくることがよくあります。夜、車やバイクを運転している際に、カツンッ!と大きな音を立ててぶつかる昆虫がいたらコガネムシかもしれません。

以前、花壇に植えたつる植物にコガネムシ(アオドウガネ)が大量発生した際、1平方メートル程度の範囲で20匹くらい捕まえることができました。

指で捕まえようとすると、手足を閉じて死んだふりをしてツルッと滑って地面に落ちるので、全部捕まえるのに苦労しました。

また、捕まえた場所に生えていた葉と異なる葉をエサとして与えてみましたが、もともと食べていたものとは異なる葉は食べませんでしたので、大食漢ですが偏食なのかもしれないです。

それと、翌年も大量発生したので、土の中に卵がたくさん残っていたのだと思います。コガネムシのお気に入りの葉がなくなってしまわないようにケアをすることで、毎年コガネムシを楽しむことができます。

参考:あきた森づくり活動サポートセンター

カナブンが活躍する絵本

ちょっと意識が高いカナブンとカメムシのカップル。最近の流行をしっかり押さえ、キャンプや民藝などについて語ります。

どうぶつ出版社の絵本「カナブンとカメムシの民藝の心」
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カナブンとカメムシのどきどきキャンプ
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